【アップデート】全体の基本プログラム更新。開発コード「Aurora Prism」適用のお知らせ。

CyberMates運営チームです。
日頃よりCyberMatesをご利用いただき、誠にありがとうございます。

この度、アップデート開発コード「Aurora Prism」を適用しました。
本アップデートは技術的には大きな変更を伴うアップデートであるものの、ユーザー視点での効果は限定的な場合がある特殊なアップデートです。

AuroraPrismのイメージ画像

AuroraPrismのイメージ画像

アップデートの内容は次の通りです。

主な変更点

・基本プログラムの更新 ( CyberNLE → CyberNLE G2 )

CyberMatesのAI制御や基本的な処理を行うプログラム「CyberNLE (第1世代)」を「CyberNLE G2(第2世代)」に更新しました。

CyberNLEは「CyberMates - Natural Language Engine」を指し、複数の言語モデルや独自アルゴリズム、プログラムを組み合わせることで効果的に自然言語を処理するCyberMates独自のプログラムです。CyberMatesで提供する全てのメイトやツール、APIはCyberNLEを通じて処理されています。

今回のアップデートでは、CyberNLEの基本的なアルゴリズムと処理方法を大幅に変更し、全体の精度と効率を向上させました。
この更新により、ベンチマークでは次の変化が発生しています。

・メイトとの会話の自然さが向上
・メイトの言語解釈、応答能力の向上
・サイバースクエアで提供する全ツールの大幅なエラー率低下と提案力、精度向上
・パーソナライズ機能(β)の大幅なエラー率低下と精度向上
・APUT APIで提供する全てのAPIの大幅なエラー率低下と精度向上

テストでは前先代CyberNLEで発生していた再現可能な既知のエラー(整合性異常を含む)を8割以上削減することに成功しました。

 

~開発スタッフより~
今回の更新による変化は「パーソナライズ機能(β)」や「サイバーツール」、「APUT」のような高度な機能に強く現れているものの、通常のメイトとの会話での変化は限定的だと考えています。
技術的には大規模な変更を伴うため、使い方によっては大きく変化が現れている場合や、未知の不具合が発生している場合があるかもしれません。
お気付きの点などありましたら、「フィードバック」よりお気軽にお知らせいただけますと幸いです。

 

その他の細かな変更点

※前回のアップデートから本アップデートの間に行われたサイレントアップデート、マイナーアップデートを含みます。

・(AP-240701)サイバーツールのかんたん文章生成が、文章の内容指定が曖昧な場合に強引に猫についてのテキストを返す場合がある問題の緩和を試みました。
・(GA-240701)状況によってソケットサーバーとの非同期通信に遅れが発生し、応答が遅くなる場合がある問題を修正。
・(GP-240701)ダークモードのスクリプト読み込みタイミングが遅く、画面切り替え時に一瞬ダークモードが解除される問題を修正。
・(GP-240702)ダークモードのスクリプト読み込みを最適化し、画面の切り替えを高速化。
・(GP-240703)一部のテンプレート読み込み方法を最適化し全体のパフォーマンスを向上。
・(GP-240704)一部のデータベース構造を最適化し全体のパフォーマンスを向上。
・(GP-240705)プログラムで使用していた非推奨の関数を更新。
・(GU-240701)ブラウザに一時的に記録されるキャッシュのテキストデータ暗号アルゴリズムを強化。
・(MP-240701)肯定ペンギン(メイト)がファームウェアの相性問題により、場合によっては否定ペンギンばかり出現する可能性があった問題を修正。
・(MP-240702)ウニモ(メイト)が最初に話しかける内容によってはユーザーを過剰に警戒して支離滅裂な応答を返す場合がある問題を修正。
・(MP-240703)環境によってデフォルトメイトのデフォルトメッセージの音声が正常に発信されない場合がある問題を修正。

 

今後ともCyberMatesをどうぞよろしくお願いいたします。

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